それが時代というものだ

…なんだか一か月置き更新が定例句のようですが、今年の9月10月はたぶん人生の中で最も働いた2ヶ月でした。
二度と思い出したくありません。
なんというか、これはやっぱり俺の時代が来たということか。
それも、良い意味でない俺の時代が。

まあ一か月のんべんだらりとしていたワケでもなく、いやそれなりにはしていたけど、11/3って明後日か、の「クイーンズコロシアムⅡ」の原稿やってました。
スケジュールの組み立てに穴がありすぎて、ちと心残りな内容なのですがともかく新刊二冊。
HP公開を間に合わせたかった…

またまたまた

画像また一か月ほど時間が空いてしまいました。
いろいろやりたいこと、やらねばならんことはあったのですけど、8月中はともかく、9月に入ってからは酷かった、本当。
夏コミで俺史上最も働いた、と思っていた記録があっさり塗り替えられてしまった。
そんなわけで、指一本動かしたくない日々が続いておりました。
と泣き言を言ってばかりでもしょーがないので、残暑見舞いでも貼っておきます…
が、書いたとたんに猛烈に涼しくなってくるのはどうしたことだろう

お疲れ様でした&ありがとうございました

 夏コミお疲れ様でした。
 終了4日後に言うのも何ですが、終了当日→飲み会で生中一杯で寝落ち寸前、翌日から実家帰り→昨日未明に帰宅というストリートファイターEXばりのスーパーキャンセルを演じてしまったため、しばらくネットに入れなかったんですな。
 それはさておき、初めてのサークル参加ということもありましたが、まあ何はともあれちゃんと本が売れて良かった。
 お買い上げの皆様ホントにありがとうございました。
 イベントに参加するときは一冊も売れなかった場合を覚悟して腹に匕首を飲んでいるのですが、今回も使わなくて良かった。ええ、毎回一冊も売れない場合を覚悟しています。そんなヘボ絵描きです。

 といっても、新刊一冊にコピー本一冊とかなりふがいない出品だったのには大いに反省。しかもコピー本は男性向けサークルの中でボトムズのATイラスト
 いや、別の意味で男性向けだったけどさ! 男性向け同人誌を好む方々とロボット好きの方々の層は割とかぶってるはず、と踏んではいたのですが、それにしても地形補正を甘く見過ぎていた。例えて言うなら、ゲッター1が海中に潜るようなものでした。もっとロボットもやってますよとアピールしてから出すべきでしたな。
 でも5冊は売れました。世の中って不思議。

 オフセのクイーンズブレイド本はアイリ×リスティ本という売上が鬼のように心配な次元連結システム的キャラの組み合わせ…と思いきや想像以上に買っていってくれました(もっとも、筆者の想像だと二桁いくかいかないか、というレベルなのですが)。
 アイリの人気もさることながら、意外とリスティの同人を探してる人はいたようで、「なかなか見つからないんですよ」と仰っていた方もいたとか。確かにリスティをコンスタントに描いてる人って自分以外にあんまりいないだろうなぁ。
 そういえばゲスト原稿を描いたレッスル本も、レッスルスペースが1つしか無かったけど好評だったとか。
 今回に味を占め、以後もサークル銀河の東はニッチな産業で活動していきたいと思います。
 いや、別に好きでニッチな産業を選んでるわけでわないのですが。なんで好きになるジャンルやキャラが悉くマイナーなのかなー。 

 さて。
 記録的な猛暑と参加数という地獄のコンビネーションなコミケ72、ひとまず無事に終了することができました。売り子をして下さった方々、本を買って下さった方々、その他各方面で協力をして下さった方々、どうもありがとうございました。
 次回以降もよろしくお願いしますー。

 …と、奇麗に終わりたいところですが
●初日に売り子の手伝いをした→売り子3人、俺が売ったの全体の売り上げの10%以下
○俺が売り子→片手で足りる売上
俺が抜ける→二桁
以後繰り返し
という屈辱的な販売状況であったことを言い残しておきたい。ギィイ~(ハンカチを噛んで涙ぐむ)

祭りが始まる

今回も結局初日に発表というなんともしまらぬ…(byHT&T)結果になっちまいましたが、始まっちまったもんは仕方がねえ。

コミケ参加します。

三日目。東G-50。
カタログでは見つけやすいと思います。クイーンズブレイドでなおかつリスティをサークルカットに描く珍走団は私だけですので。
頒布物はクイーンズブレイド本1冊とコピー本でこれまたクイーンズブレイド本とメカ本…のはず←まだ作ってないので。
さすがに新刊一冊だけというのは寒いので何とかしたいと思いますが…というかこのままだとゲスト原稿描いた本の方が多いことになるぢゃないか。
あ、メカ本以外は全部18歳未満の善い子も悪い子も買っちゃダメよ。
つまりはそういう内容ってことです

当日はどうぞyrsk(よろしく)!

殺(と)り合いの真っ最中

超お久しぶりです。一か月ぶりくらいか。
まあその、一か月中いろいろあったのですが、たった今いろいろやってる最中ですので、あまり長い時間がとれません。申し訳ない。
いつものようにそれで終わりもなんなので、アニメの鬼才が作った短編アニメ集「ジーニアス・パーティ」を見た感想でも…

●河森正治作品→ちゃんとジャバラ稼動メカが出てて一安心。
○渡辺信一郎作品→ちゃんと警察官のおっちゃんの表情がナベシンしてて一安心。
◎結論、やんごとなき方々の考えは己にはわからん。

…いや、面白かった、うん。
またしばらく更新空いちゃうかも。ゴメソ。

ウーラン! リスティ!(リスティ様万歳!)

 日曜に池袋に行ってきました。
 池袋か…特別馴染みのない場所なんですが、どうも己とは相性が悪いようで、

●去年秋のサンクリ→道に迷って開始一時間後に到着
●今年の都産祭→会場と間違えて一時間近く彷徨う(浜松町ですね)

 と、どうもロクな記憶がありません(全部自業自得だけど)。
 そして今回は資格試験…うーむこれは先が見えたか、などと陰々滅滅としながら経路をネットで調べていたところ、クイーンズブレイド公式HP(なんで経路を調べていたのにQB公式HP見ていたかは察してください)。にこんなものが(こちらの方も熱く紹介されております。同志!)。

 ウキウキ気分で池袋に行くことに。

 これで池袋に渦巻く悪しきオーラ力を断つことになる…と、試験もそこそこに(おい)本題のポストホビーへまっしぐら。これからは池袋は栄光と勝利の聖地となることでしょう。
 と、思いきや。
 予約するはずが商品の正式名称がわからない胸像フィギュア下敷き→マウスパッドとこの初夏の(個人的に)リスティ祭ですっかり浮かれておったから喃。
 まさかおっぱいマウスパッド一丁! などと叫べるほど抗体反応は進んでおりませぬ。さてどうしたものか…と思ったところ、都合よくリスティのマウスパッドの「予約受付中!」というポスターが! やれ、これで一安心…と思ったところ、

http://www.posthobby.co.jp/original/mousepad/index.html

 あの図柄で告知されてました。
 結果、このポスターを指差しながら、背後から何事かと他のお客さんに見つめらつつ「コレお願いします」と呟く、という物凄い羞恥プレイを受けることに。

 えーと、またしばらく池袋行きは控えたいと思います。
 危うく新しい感覚に目覚めるところだったじゃないか! キャッ!

 追記。
 あのマウスパッド記事の「問題ない画像なんですが」という記述といい、初立体化!(一部)というくだりといい、QB記事を書いてる人たちはあまりにもよくわかっている。出来ておる喃。
 今やゲーム本体と全然関係ないけどさ!
 あとリスティのマウスパッドは7/5発売になってるのに、横のナナエル&ユーミルマウスパッドが6月下旬発売になってるのはどうかと思った(ちゃんと売ってました)。まあホビージャパンの発売日に関するゴタはTRPG者にとって日常茶飯事なのでどうとも言いませぬ。
 ついでに「彼氏の欲しがるアイテムが必ずある!」というPOPの下にナナエル&ユーミルのマウスパッド置くのはどうかと思いました、ポストホビー様。

 てなわけで今回の絵。下品&エロ注意。
 マウスパッドに元絵に関連して。コスって水着を消すッス!(麻雀ホットギミック調)

画像

新装備、下着アーマー

画像 お久しぶりです。
 前回の更新から再び時は流れ…なんとか6月はじめから続いていた大攻勢を潜り抜けました。
 が、またも用事で更新が遅れそう…
 もっと体裁を整えたいとか、考えてはいるんですけど、ね…(「考えてる」のは「何もやってない」と同義)

 まあぐちっても仕方がない、ということで久々の絵です。
 例によって七転八倒しながら作業中に「ビキニアーマーがあるんだから、下着アーマーがあってもいいんじゃねえのか」、とふと思いついたんで描いてみた女戦士。
 下着アーマー…ぬふぅ! これだけで一生食っていけるアイデアかもな!
 …とナノ一秒思ったけど、あんまりビキニアーマーと変わってねいですね。

 速水螺旋人氏同様ビキニアーマー復興運動の猛烈なシンパである筆者としては、キャラクター全員がビキニアーマーのギャルゲーの開発を…なんか、もうありそうな気がするな…

月始めは月末の続き

 気づくと6月です! ワア大変!
 前回「きっかり一週間~」とか言ってたのにそれどころじゃないよ!
 しかも今回もアップすべき絵もないよ!
 いよいよ存在意義も危うくなってきたЁ!(野獣死すべし

 なんというか、色々あって血ヘド吐くほど濃い一週間が過ぎました。
 来週も吐くと思うけどねー!(〆切は金曜日☆)
 そんな中であった衝撃の出来事…
 好きなアニメとか漫画とかの話になって、

己「好きなクリエイターは美樹本晴彦さんとか…」
相手「えーと、誰ですか?」

 ジェネレーションギャップ以上に、美樹本晴彦氏を知らないアニメ・漫画ファン層が出てきてるのか…と、ショックだった。
 時代なんだなあ、と言うのは簡単だけど、こういう時新旧や時代を言い訳にするのは卑怯だろう。知らない世代にも伝えるべきことがある、受けた感動を形にして残す義務が曲がりなりにもクリエイター志望ならばあるんだなあ、と当り前のことを再認識した出来事。

今日のオチ:ここでも言ってるように。

※ただし、ずっと「美樹本彦」氏と思っていた己もファン失格だろう。ごめんなさい。

ここしばらく

 きっかり一週間更新をしてませんでしたが、原稿作業で忙しかったという言い訳はしませぬ。
 今回も構想完成直後にダメ出しを喰らい、手直しと清書完了して塗りを始めたところで別の人にダメ出しを喰らい(〆切り三日前)、完成原稿にダメ出しを喰らうというなかなか面白エピソードが満載の仕事でしたが。
 その上実際原稿も納得がいく出来には仕上がらなかったという体たらく。己もまだまだだなぁ本当。
 まあ、男の触手プレイなんぞ一生のうちにそうそう描くもんでもあるまい、と結構楽しんでやってたのが数少ない救いか。
 人生のうち見たくないもののTOP25に入りそうなものでもあるけど。

港の…よーこまはよこすかー

画像巷でナウなドリルアニメ、天元突破グランガラン…もといグレンラガンヨーコさん。
フリーペーパーで腹筋が張っているのを見た瞬間「描こう」と思いました。
おっぱいですよ? 腹筋ですよ? 紅い髪の女ですよ! ハイパー化するんですよ俺の股間が!(黙れ)

まだアニメ本編見てないけどな!(まさに外道!

※天元突破グレンラガンはテレビ東京系日曜朝8:30より好評放映中です

黄金週間

 ゴールデンウィークも終わりました。
 私も少しはゴールデンウィークらしいことをしましたЁ。

 クイーンズブレイドのオンリーイベント。

 「クイーンズブレイドが出てから君は何か変だ」と酒の席で言われましたが(実話)、いや自覚はあるんだ。己(おれ)いつからこんなキャラになったんだろ。知らない間にサークル内きってのムチプリ絵師と紹介されてたし(超実話)。
 それはどうでもいいとして(いいのか)浜松町で行われた都産祭の一部としてQBのオンリーイベントとゆうものがあったんですな。別イベントで参加しておられた飛鷹トヲルさんに御挨拶も兼ねて足を延ばしました。
 で、着いたのが開催1時間半後。会場内は割と既に終了ムード。
 実にいつも通りのイベント参加模様です。
 いや、遅刻する気は無かったのですが、目的地まで少し道に迷いまして。池袋で
 繰り返しますが、開催地は浜松町です。
 そんな見知らぬ街を彷徨うボトムズごっこを消化しつつ疲労困憊気味に会場入り。
(中略)
 そして己は勝った!

 あとこれまたいつも通りのイベント参加模様として、総出費のうち五割近くが参加費。要は己の趣味が偏りすぎててそれに符合するアイテムをめっける方が難しいんですな。
 本を出す側の方がイベント参加に合うのかなー。いやそんな偏った趣味の本、出しても売れないか…。
 ああ、今回もリスティメインの同人誌なんて見つかりませんでしたよ! …あ、クイーンズコロシアムの時に出てたのはあったな。
 で、イルマメインの本は本当になかった。何故だ。

 あ、リスティファンなら買っていないはずがない、いやさ買って当然のコレ
 私は買いました。エロさは罪。

 翌日はイベントでウォーハンマーTRPGに触れてきました。
 システムはザックリわかりやすい感じでしたが、体験会だったのか多少ルールに混乱が見られたのと、長いスパンで遊ぶゲームなので、まだまだ真髄を味わうのは遠そうです。
 そして会場にて明かされた驚愕の真相! 脚色一切ナシの実話です!

開催者様「スケイブン(ネズミ頭の獣人)は翻訳の際に『ス』行を『シュ』で表してるんですよ。『あの人間共を皆殺しにシュるッシュ!』とか。あと、ゴブリンは語尾に『デシ』を付けましたね」
己「え、それじゃあまるでビーストウォーズメタルスみたいですね」
開催者様「ああ、ビーストウォーズは参考になりますね」
己「え?」
開催者様「オークは千葉繁調に喋ってると思って間違いないです。で、ゴブリンがワスピーター

己「えええーーー!?(ガビーーーン)」

 …ウォーハンマーTRPGはホビージャパンより、ビーストウォーズメタルスは今なら無料視聴のヤフー動画より、どちらも絶賛オススメ中!

お知らせ

 諸般の事情によりネットが一時使えなくなっちゃうので、更新の方も一時お休み。
 まあ4月になれば再開すると思いますが…
 (2月の更新を見て)あれ? 己(おれ)元からそのくらいのペースで更新してねえ?

僕たちは、刻の涙を見たのだろうか?

画像突然ですがZガンダムを視聴終了しました。
マウアー=ファラオが死ぬ話までは見たんですが、そこで止まってたのでレンタルビデオショップで100円だったのを機に一気に最終話まで。

 うーん…残念ですが、矢張り好きにはなれない作品です。

 個人的に喜劇:悲劇が6:4ぐらいの話を好む身としては、ダメ大人たちが織りなすブラックコーヒーを通り越して重油にカカオ99%をブチ込んだよーな真っ黒い政争劇は見ていて下っ腹がゴキュルソと音を立てます。
 カミーユ=ビダンという主人公は物凄く好きなんですけどね。大人も社会もダメな中での彼の存在は、当時の日本の情勢も含めた混沌の中での必死の絶叫という感じで。命の限り足掻き続けてドロップアウトする様なんかは、ボトムズの「人は流れに逆らい、そして力尽きて流される」という切ない次回予告を彷彿とさせます。
 まあチャーリー=チャップリンの幼少に見たブタの遁走とその追跡劇のように、本人にとってはこの上ない悲劇であっても、場合によっては聴衆にすれば紛れもない喜劇なワケで、クワトロジェリドなどの「見てらんないよ」というドン底っぷりには大いに楽しませてもらったのですが。二人ともカミーユに痛い目に遭わされて涙ぐんでる所なんか、見てらんないよ本当。
画像

 しかし男もひどいがシロッコ旗下の女は特にひどい。名指しするとサラレコア。あれじゃあシグルイ』における女性並です(=伊良子にダマされて利用されるのが存在意義の全て)。サラはハタ迷惑なだけの盲信者だし、レコアは「人の生き方はそれぞれ~」とか大見得切っておきながらいざ作戦になるとグジグジ悩んでフラフラし、大人や性別を理由に凶刃を振り回した挙げ句カミーユに「レコアさんは勝手だよ!」と喝破される始末。あのカミーユに勝手呼ばわりされちゃオシマイだよ。シロッコも「生の感情を丸出しで戦うなど~」とかのたまっておきながら、こんな女を腹心にするんじゃないよ、と言いたい。

 もっとも、好き嫌いは言うなれば生理的感情であって、面白い面白くないという次元とは全く別の話なワケで。
 後期OPなんかは今見ても全然遜色が無い。不朽の名曲『水の星へ愛を込めて』に乗せてあの今川泰宏氏担当のパワフルな映像を堪能させてくれます(特に「宇宙(おおぞら)の唇に 生まれた吐息ね」の絶叫するカミーユ&スローモーションで出てくるZフェイスは失禁モノの格好良さ! あと後期OPになって無闇に男性キャラがセクシー、俺が女なら濡れているところだ…と思ったら梅津泰臣氏。成る程なぁ)。
 地球と宇宙を交えた巨大な権力闘争や可変機能を備えた主人公機など、時代の変化に合わせて詰め込まれた様々な新要素。それらは確かにアニメの革新ではあったろうし、見ていて滅茶苦茶面白かった。けれど、少なからず空回りや不発に終わってるあたりなんかからは、ひしひしと作劇の難しさと必死さがよく伝わってきます。そうした意味で、この作品自体が監督自身の「刻の涙」だったのかなぁ、などと知った風な口を聞いてみますがどうか。

 ツクダホビーのシミュレーション『サイコガンダム』であの海の地獄っぷりを知る身としては、機体を見てニヤリとする穿った楽しみ方もしてました。ハイザックネモが最終話近くまで動いてるのは、やっぱりザクマシンガン改が通らないのはデカいよなあ、でもザクマシンガン改二回攻撃の上に2Dダメージだから捨てがたいよなあ、とか、いやバーザムは駄目だろうバーザムは、とか。あれでもガンダムMk-Ⅱの量産型なんだから(確か)、せめてシールドぐらい持たせてやれよ!

 さて、Zを一通り見て一番心に残ったヒロインは上の絵にもありますロザミア=バダム嬢。「ヒロインつったらフォウじゃねえのかYO!」というツッコミは覚悟の上です。
 確かにZの作風に最もマッチした悲恋のキャラクターと言えばフォウ=ムラサメであることに異論はありません。が、個人的にはロザミアの方だってフォウに負けず劣らず同情すべき悲しい立場だったと思います。
 ロザミアの何が悲しいかって、まずはガンダム史上の強化人間の中でも突き抜けた脳天気さ。化粧の濃さも体格も(発育とかな)もどう見てもカミーユより年上なのに、その彼を「お兄ちゃん」と慕ってる上に、子供のシンタクムに混じって遊ぶ姿はもう痛々しさ倍増。脳天気と言えばプル(註1)もそうだが、あれは心身共に子供だから話が違う(10歳らしいが大丈夫なのだろうか。エロ同人とかも割と出てた気がするが)。
 脳天気さが際立てば際立つ程、彼女の強化人間としての使命に目覚めた時の悲哀は加速する。特に、41話「目覚め」と48「ロザミアの中で」、共に彼女が「ロザミィ」と「ロザミア」の狭間で苦悩する姿に合わせて「ゼータの発動」(スパロボではウェイブライダー突撃でおなじみ)がかかるという反則臭い演出が光っていた。後者では暴走するサイコガンダムMk-Ⅱからイデヲンよろしく乱射されるビームがまるで彼女から溢れる涙のようで、胸が締め付けられること請け合い(余談ながら、前述したシミュレーションゲームを知る身として、サイコMk-Ⅱを見た瞬間私は逃げ出しそうになった)。
 そして、彼女の一番悲しいところは「何のために出てきたのかよくわからない」ことでしょう。
 まあZガンダム自体、カミーユを導くはずだったクワトロやラスボスになるはずだったシロッコなど、どうも曖昧な立場が多い(この「はずだった」がドラマの迷走に及んだのではないか、と思うけど、それは別の話)のですが(ロザミアの兄役だったゲーツ=キャパも何だったんだろうか。そもそも彼って最期どうなったの? やっぱレコア隊にやられてドカン?)。余談ながら「スパロボのシロッコこそ本来のあるべき姿」とよく言われますけど、『α』のシロッコは何と特殊能力の「天才」を持ってないのはどうしたことか。まさかギレンのニュータイプ観(註2)同様単なる思いこみか!?
 女性の進出が意識されてるだけあって、女性キャラクターは立ち位置割とはっきりしてます。
 正統派(という気は可哀想なほどしないが)→ファ、悲劇のヒロイン→フォウ、キャリアウーマン→エマ、セクシャルな意味での“女性”→レコア、とか。
 が、ロザミアはどうも立ち位置とゆうものが見えない。二人目のフォウか、と思いきや、フォウが再登場してる時点で違うっぽいし(あの再登場の意義もよくわからなかった。「灼熱の脱出」でサヨナラで良かったような…)。序盤でブランの配下として顔見せしてからは、突然カミーユを「お兄ちゃん」と呼ぶ珍キャラに…妹萌えを狙って出した、などという意見は全国のシスプリファンを敵に回しそうだ。強制的に全日本妹選手権に参加させられる恐れもある。
 何のために出てきたのかわからない、というのは何のために死ななければならなかったのかわからないのに等しい。死ぬべき理由もわからず死んでいくのは、下手な悲劇よりもよっぽど悲しい死に方だ。カミーユのセリフじゃないけどまさに「出てこなければ、やられなかったのに」「こんな死に方、嬉しいのかよ、満足なのかよ、誰が喜ぶんだよ!」という話。あやふやな存在意義のまま、放送延長のため(らしい)ハッピーエンドのはずがデッドエンドに向けて一直線となった終盤に再登場させられて散っていった彼女こそ、ひょっとするとメタ的視点からすれば屈指の悲劇のヒロインだったんじゃあないかと思います。

 ……その彼女、映画版では顔見せだけって本当ですか?(未確認)

註1:スパロボシリーズなどではニュータイプとして扱われてるけど、一時グレミー指揮下だったとすると、何らかの強化手術は受けていたのでは? と思われるんで広義の強化人間に含んでいます。
註2:ガンダムエースNo.4の「俊傑群像」第四回、ギレン=ザビに関する文章にて、自身をニュータイプと錯覚していた節がある、との記述があります。
 どうでもいいけどこの俊傑群像シリーズ、毎回チョイスが傾(かぶ)き過ぎだよな。

荒野に獣慟哭す(5)

 因達羅が…。

 先日発売された『荒野に獣慟哭す(5)』の感想はコレにつきます。
 某中東国家制圧時に見せた長い手足と顔で四つん這い、というシュールな外見とシニカルなユーモアセンスで一発で好きになったんですが、何もしないうちにリタイヤ。腕に彫られた南無阿弥陀仏とモヒカンピアスもそうだが、貴様もファッションパンクのクチだったか! …まあそれを言ったら下手人の伐折羅もロクに働かないままバッサリでしたが。
 独覚兵と言っても個人個人で特殊能力があるわけではないようで、単に頭脳や身体能力が強化されるだけのケースの方が多いようだから、むしろ多芸な安底羅などの方がイレギュラーなのかもしれません。そうゆう意味では多少なりとも独覚兵らしい描写があった、と言えるのかもしれませんけど…ともあれ、お馬さんとウシさんの冥福を祈る。
 次は羊さんの番か?
 このペースで篩い落としレースが続くなら、マガジンZ誌上でトトカルチョをやってもいいのでは。摩虎羅1.3倍、波夷羅1.6倍、法山1.05倍、御門3.0倍とか。

 お馬さんとウシさんもそうですが、毘羯羅も最期を迎えましたな。ゴツイ外見に反してぶっとい指で文庫本をめくるメガネっ子、そして食人の是非に悩むという内面の葛藤、と一昔前のエロゲーには必須だった文学少女チックな萌え要素を秘めたなかなかに侮りがたいキャラでした。しかし御門の前に立ってしまったのが運の尽き。原作が夢枕獏の上に伊藤勢が漫画です。萌えキャラであろうと死力を尽くしたブン殴り合いに身を投じるしかないんです。泡吹きながら臓物撒き散らすしかないんです。だって仕方がありません。原作が夢枕獏で漫画が伊藤勢なんですから。
 まあ、萌え要素があるだけで萌えキャラかどうかは全然別の話なんですけど。
 しかし、存在意義を掴んで、天啓の輝きを浴びながら高笑いする姿は美しくも悲しいなぁ。それを理解した直後に御門に首をぶっちぎられてるし。哲学的なマッチョキャラというものはいつの時代もアンビバレンツと共に美と悲哀を体現するものなのか(戸愚呂弟然り)。
 あ、原作夢枕獏、漫画伊藤勢という時点でサイボーグ美女軍団にも限界が見えるというもの。肉体言語が最強の共通言語の世界に全身機械化の立場など、SaGa3におけるサイボーグのようなものです(ちゃんと考えれば強いのかもしれないんだけどなー)。珊底羅に勝ててもあのお方には勝てるわけないっす。

 そう、あのお方。やっぱり佐久間法山は宮本武蔵こそシン・メーンことグラサンヒゲ親父でしたね。
 どうしよう。御門が勝てる気がしないよ
 だって伊藤勢漫画におけるグラサンとヒゲは最強の象徴ですよ。ゆうきまさみ漫画や平野耕太漫画のメガネを上回る象徴です。田丸浩史漫画(タマランガ)のメガネにさえいい勝負するかもしれません。
 尤も原作が原作で漫画も漫画だから、死ぬときはバッサリ逝くのかもしれませんが。
 でも心配だなぁ。毘羯羅に指二本食われてお茶碗持つのが大変そうな左手も含めて、御門のこれからが心配です。

 追記。
 伊藤勢漫画に出てくるグラサンヒゲ親父もそうですが、複数の作品に似通ったキャラクターが出てくる点について、この漫画でも賛否色々あるようです。
 ぶっちゃけた話、あんまりキャラクターのパターンの多くない作家のようなので意図してやってるのかそうでないのかはハッキリとわかりませんけど、武蔵~法山に関しては明らかに作者の遊びが入ってると見て間違いないでしょう。
 手塚治虫永井豪の諸作品、OVAジャイアントロボなどを親しんできた身としては、こうしたスピンオフ(とゆうのだろうか)には自身寛容というより楽しみにする方です。一方で「キャラクターがワンパターン」という視点からのかなり手厳しい批判も見ました。
 うーん、作者の遊びも含めて楽しんじゃえば気は楽なんだけど、その理論は下手をすれば容易に言い訳に転じるからなー。「好きになる」ってことは大切な気持ちだけれど、エクスキューズにするのは格好悪い、ということを常に心がけないといけない。これは「好きなる」ことに限らないけれど…。

LESSON4「敬意を払え」(後)

画像 さて昨日の続きです。黄金長方形の発見と共に、ジョニィのスタンド「タスク」も指の上の回転から指を中心としたドリルのような回転に!
 ぬふぅ! ドリルでごわすか。やはり回転でゴイスー(凄いの意)な威力ってゆったらドリルですYO! 今は亡き先輩の格言を思い出します、「ドリル好きに悪い人はいない」。
 通称チュミーちゃんもすっかりメカメカしい外見になっちゃって! これで巷で評判だったキモカワイイからカワイイが抜け落ちて、名実共に「キモい」だけになりましたね! ビーストウォーズメタルスに出演しても違和感がなさそうだ。デストロン側に混じって変な語尾で喋るに違いない。
 さて、満を持して発射される黄金の回転! いつ見ても荒木先生の射撃の表現はシビれます。決意の眼差しも凛々しく放てよジョニィ! 命を賭して無限の回転を伝えてくれた友のために、勝利のためにッ!

 アッサリサンドマンに防がれる黄金の回転。

 …あ、あれ?
 凄いのは演出だけですか? 固めた音にアッサリ弾かれてますよ? ジョニィ自身「意味ねー!(ガビーン)」とかジャガーさんにダメ出ししてるし(ちょっとウソ)。
「だめだ、すまないジャイロ…ぼくには何もできなかった…」
 諦め早っ! 「オメーは回転の力をなめてんのかッ! ジャイロ一族の歴史を侮辱する気かッ!」
 とかジャイロに説教されますよ!
 もっとも、ジャイロがバラバラフェスティバルしてまで教えてくれた黄金の回転がそれで済むわけがないのでご安心をば。爪弾は着弾してからも、着弾点に生まれた穴が敵を追尾し、回転のダメージを与えるとか。な~るヘソのゴマラー油。射撃型+限定的な自動追尾型スタンドに生まれ変わったとゆうわけですな。
 LESSON4「敬意を払え」の真意を悟り、サンドマンに正面から対峙するジョニィ…コレですよコレ、私がジョニィに求めていたのはこの表情(絵を参照のこと)。マユ毛がV字に吊り上がり、半眼で敵を睨み付ける荒木キャラは失禁モノの格好良さ。一話前の情けない絶望っぷりがウソのようです。
 サンドマンもいよいよスタンドを具現化させてジョニィに接近。サギ臭い射程と追跡能力ですが、それもDioのスタンドあってのもので、実際には近距離パワー型らしいですな。その作戦、物に音をくっつけさせて追跡するという手法を今度はジョニィに利用される(蝶の羽に穴を作り、停まったサンドマンの体に穴を移す)とはニクイ描写です。
 全ての爪弾を発射したジョニィに迫るサンドマン、既に勝利を確信していますが…ジョジョにもカイジにも究極のメニューと至高のメニュー対決にも先に手の内を明かした方が負け、という鉄則があります。ましてやジョースター家は「勝利を確信した時、すでにそいつは敗北している」という戦闘スタイルを持つ人までいます(宇宙が一周する前の話ですが)。
 爪弾発射前に、すでにジャイロのバックルを削り「鉄球」を作っていたジョニィ! ポーク・パイ・ハット小僧戦で見せた、木を人の形に彫刻に続く腹芸です。
 取り敢えず、ジョッキーは辞めても食べる手段には困りそうにありません
 …ただ、鉄球を作っても、発射できるんでしょうか? まあ、考えてみればLESSON3までは終えてるんだから、彼自身発射の真似事くらいはできるのでしょう。ジャイロのスタンドがスキャン能力だったのに対し、ジョニィは爪カッター→タスク→黄金の回転、と見事なまでに徹底された回転との因縁がありますし。「男塾」の敵役も務められそうな回転っぷりです。
 交差する視線…ジョジョ名物、「西部劇のガンマン風に言うと…『ぬきな! どっちが素早いか試してみようぜ』というやつだぜ…」(荒木先生の漫画賞受賞作は西部劇調の舞台でしたっけ)
 そして勝利を手にしたのは…ジョニィの鉄球! そして…さらばサンドマン!
 きっと何時までも、サンドマンの姉は彼の帰りを待ち続けるんでしょうね……。
 一方のジョニィも、大ピンチは切り抜けましたが、ジャイロが瀕死なのは変わらない事態。ジョニィ自身も消耗しきって走馬燈ならぬダニーを見てモーローとしている始末。
 そこに通りがかるホット・パンツ。通称パンツ姐さん。いつも思うけど、この名前はなんとかならんもんか。だってパンツだよ?
 まあ、パンツ問題は置いといて、ともかく二人の傷は治療したものの、ジョニィの持っていた『脊椎』を奪うパンツ姐さん。その上なんかジャイロの国の紋章まで持ってるし。パンツ姐さんってイタリア人だったんですか!? しかも脊椎に頬摺りして泣いてるし! 何者だ? ホット・パンツ、お前は何者だ? 一体誰が彼女がジャイロの祖国と関係ある重要キャラなんて想像できただろうか? だって名前がパンツだよ? 重要キャラと思うわけねえじゃん。
 あ、ノリスケおじいちゃんは無事でした。無事だった理由は不明ですが

 話は次の章に移って…負傷から立ち直ったジャイロとジョニィですが、治って何したか。
 コントしてました。

「(黄金の回転で)この指でチーズを削って…スパゲティ巻いて食べれるぜ(パクッ)。あとで歯みがいたりして(ドリリリ)」
「なるほど…スゲーうらやましいな」

 4THステージのゴールシーンすっ飛ばして、しかもまたトップ3落ちしてるのに余裕こいてる場合かアンタら。ジャイロの回想の女遊びも含めて、「回転の力を~」のくだりの説得力がガタ落ちです。 あ、何時の間にやらポコロコが1位に躍り出てる。さりげなくノリスケおじいちゃんも2位入賞。立ち直り早。あと暫くはジョニィも「ゴールではオレが1位! おまえが2位!」の約束を守ってるようです。
 そういや鉄球を消費してしまってどうするのか、と心配してましたが、線路の鉄を削ってサッサと補充したとか。あの鉄球、材質は鉄なら何でも良かったのか…。
 さて、5THステージのゲストキャラは金の斧の話をホーフツとさせる少女、シュガー・マウンテン。このテの話だと…予想通り、ジャイロが引っかかりましたね。凄い勢いのニョホニョホ笑いと共にハマってますよ。ジャイロ、欲望に弱そうだからなぁ。立場的に言えば億泰→ジャイロ、仗助って感じか。パンツ姐さんとの邂逅といい、最近ジャイロの方が人の話聞かないなぁ。それはちょっと前までジョニィのキャラクターだったのに
 荒木先生自身も言われてますが、必ずジョジョに登場する能力には「ルール」がある…メリットとデメリットがあってこそ、能力には「リアリティ」が生まれる…「手に入れた物はダイヤでも金でも時計でも、日暮れまでに使い切らなくてはならない。使い切れないと、木の実となって樹木に囚われる
 このルールをジャイロとジョニィはどうやって打ち破るのか!? …と、今回も凶器攻撃に近いヒキと共にTO BE CONTINUED。
 つーか時計とか耳はどうやったら使い切ることになるんでしょ? 人にあげるのは時計はともかく耳は『遺体』だからNGとして…え、えーと…食べちゃう、とか…?

 ところで、彼女の部屋に書いてある平仮名はツッコむところなのか…

LESSON4「敬意を払え」(前)

 『スティール・ボール・ラン』最新刊より、ワージャイロが「オー! ロンサム・ミー」を習得してるー! これは何かな、マウンテン・ティムの遺体でも体に入れたのカナ?(CV:片桐姫子
 『荒野に獣慟哭す』最新刊より、ワー因達羅も「オー! ロンサム・ミー」を習得してるー! これはアレかな、独覚兵の新しい能力なのカナ??

……
………
ギャーーーーーッ!!(楳図かずお調)

 えー奇しくも最新刊二冊にて同じ感想を抱いてしまいましたが、買ってきましたよー『スティール・ボール・ラン(11)』と『荒野に獣慟哭す(5)』! クイーンズコロシアム終了後に立ち寄った書店で入手しました。後者は地元じゃどこに行っても見当たらなかったので、イベントにおけるリスティの同人誌ばりに存在を危ぶんでいたのですが、めっかって良かった良かった。リスティの同人誌も。
 それはさておき、まずはSBRの方のお話からいきますかい喃。未読の人はネタバレ注意。

 主人公二人が「チーズの歌」なんてコントかましてるうちに「音」のスタンドに強襲されてさあ大変! つーかジョニィの親父が息子を見て「乗馬の達人だ」と思ったというエピソードはナンだったんですか!?(小池調) という設定破壊にビビらされた話の続きなわけですが、超久しぶりに出てきましたね鉄球の回転。
 遺体探しに話が移ってからこっち、もうジョニィの頭からも読者の頭からも回転のLESSONなんぞカーズ様よろしくどっかにブッ飛んでしまっているかと思われますが、実に単行本7冊ぶりの新LESSONです。連載時にLESSONの数が間違っていたことから察するに、荒木先生も忘れていたくさいですが(ジャイロの「たしか…たぶん…」という呟きが割と切実DA)。
 LESSON開始前にジャイロの一言…「おまえはこれから『できるわけがない』というセリフを……4回だけ言っていい」
 うーんやっぱりジョジョはこの言い回しの格好良さにシビれる憧れるゥです。いろいろと応用が利きそうなところもジョジョらしい。
「おまえはこれから『できるわけがない』というセリフを……4回だけ言っていい」
傭兵剣士』をノーミスでクリアしろ! 我らツェペリ一族はそれを追求してきた……」
できるわけがないッ!
ウォーハンマーTRPG』で萌え系エロ漫画を描け! 我らツェペリ一族はそれを追求してきた……」
できるわけがないッ!

 何か上の例だと1回で十分という気がしてきました。

 話がプッチ神父ばりにトびましたが、鉄球の回転は無限の回転、黄金比に従った長方形=黄金長方形の中に正方形を書くとさらに黄金長方形が生まれ、その中に正方形を描くと…と、こうして生まれる無限の黄金長方形の中心点を結んでいって生まれた渦巻きの軌道上で回すことがその秘訣だとか。
 …なんか長い受験に失敗した公務員試験問題を彷彿とさせる論理ですな。ギギギ、いらんこと思い出させおって。
 一休さんのトンチも通用しそうにないこの難問にテンパりまくるジョニィ、早々に残機を消耗していきますが、一方で敵は接触すると破壊を生む「音」を水に流し込むという大量破壊兵器をカマしてきやがります。
 「音」を固める能力と聞いて誰もが「……エコーズACT2?」と思ったものですが、こりゃ遙かに悪質だわ。しかも「音」は聞こえる音が全てではないので、見えない攻撃も襲ってくる、交差点で「音」は増幅される、とハメくさい強さのオンパレードに敢え無くジャイロ轟沈。Dioの「スケアリー・モンスターズ」の運搬に頼っていることもありますが、持続力・射程距離とも相当にエゲツないスタンド能力だ。
 どうでもいいけど、音を運んでる恐竜は一体何が元の姿なのか。ジャイロ達を追跡してきた走る奴や、川岸に一列になってた奴など、恐竜というより水木しげる先生の描く妖怪のようだ。あんな恐竜、いたら嫌過ぎる。子供に必ず一度は訪れる恐竜ブームにも待ったをかけるだろう。

 そして攻撃の合間に姿を見せるヒガシガタ・ノリスケ! 背負った鉄砲から空手+ブーメランの風雲拳にも匹敵する珍戦術を見せてくれるのかと期待してましたが、矢張り腹に一物持ったおじいちゃんだったか! アブドゥルといいシュトロハイムといい昔の名前を冠したキャラってことごとくひどい目に遭ったりテロリストだったりしてるから怪しいとは思ってましたが! 襲った理由は髪型をバカにされたからか!?
「ワシの頭にケチつけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうーーとゆるさねえ! このヘアースタイルが波平みてェーだとォ?」
「ちょ…ちょっと待った…オレはこの国のファッションをよく知らな…」
たしかに聞いたぞコラーーーッ!
 と、まあそんな展開があるわけもなく、風前の灯火のジョニィ、それはもう男泣きに泣きながら何故かその辺にいたサンドマンに助けを求めますが、サンドマン、立ち上がるやいなや

ノリスケ「? おまえらさっきからそこで何…」
 ズブリ。

 え!?

 お前何やってるんだサンドマンーーーッ! 刺したのはともかく理由を言えーーーッ!
 ジョニィ&読者総ツッコミの中でも冷静にナイフを洗うサンドマン。いつの間にやら南斗鳳凰拳のサウザーばりに顔に陰影が入ってるー!(ガビーン)
「我が部族がこの時代の変化に勝つには、『金』がいるんだ…
 休憩時間中にサンドマンは『ナニワ金融道』か福本伸行のマンガでも読んだんでしょうか。
 おいサンドマン! ニョホニョホ笑って金歯見せるイタリア人驚き役と解説役兼任のジョースター家主人公コンビより主人公らしかったお前はどこに行ったんだ! そんでサンドマン=サウンドマンじゃ最初の頃に見せた砂を操るっぽかったスタンド能力はどこにいったんだーッ! …ついにメインキャラクターが敵に回る時が来たのか…考えてみれば残すところ4STAGE、話もキャラクターも動き出さなければならないとは思ってましたが…誰よりもマトモな理由で参戦していたサンドマン(もっともっとハッピーに暮らしたいとか靴でシチューを貰う以上の屈辱を与えてやるとかの理由で参戦している連中に爪のアカでも飲ましてやってくれ)が暗黒面に落ちるとは皮肉な話だ。
 そして、サンドマンのスタンド「イン・ア・サイレント・ウェイ」に完全包囲され、驚愕と絶望のあまり泣き叫ぶジョニィ…見よ! このブザマなヒーローの姿を。ジョニィは涙を流しながらジャイロにしがみつきまでして、しかも「できるわけがない」と泣き言をわめいている!

 だが! だからといってジョニィがこの物語のヒーローの資格を失いはしない! なぜなら!…
「ジャイロ…ぼくが…今! この目で見ているものでいいのか!? 今までにも! すでに! さっきからも! 見ているもので!?」
『本物』の長方形は、これでいいんだな?
 蝶の羽、木の葉、樹木の枝…深い観察から芸術家たちが学んだもの、生命に宿る黄金長方形を発見するジョニィ! かつて兄を「奪い」、そして自分の命をも「奪う」と思っていた白ネズミのダニーが、黄金長方形を「与えて」くれる…ジョニィならずとも「ダ ダニーーー!!」と胸が熱くなる演出です。そして…ジョニィ覚醒!
 まぎれもないヒーロー! ヒーローの資格を失うとすれば、闘う意志をジョニィがなくした時だけなのだ!!
 …今思いっきり無くしてたじゃん、というツッコミをスルーしつつ、長くなったんで次回に続きます。

クイーンズコロシアム

画像 ボンソワムッシュウ! 次回のイベント参加は3/4のクイーンズブレイドオンリーイベント、クイーンズコロシアムでした
 スイマセン! ギリギリまで原稿作業で報告できませんでした!(喀血) しかも原稿オチました!(鬱血) 千慮の一失…抜かった…!(CV:大塚明夫
 出す予定だったエリナ中心の漫画は4月のサンクリで、とゆうことです…とほほー。
 とゆーことで急遽出すことになったコピー本も転居のドサ回りが重なり、作業完了したのが引っ越し当日の出発一時間前とゆう愉快な事態に。その上提出寸前になって局部修正を全て忘れていたとゆう事実に気付いて、大慌てで転居先のPCに画像ソフトをインストールして済ませたという曰く付きの一品と相成り申した。フゥ、危ない危ない。局部修正忘れなんぞというかっこ悪い失態、人に知られたら町で顔を出して歩けんわい。

 さて当日ですが、いきなり開始時間が一般参加者の方々の善意で30分延びる。何でも当落通知が遅れてしまったせいで、イベント会場まで作業を持ち越していたサークルさんが多く、開始時間になってもまだ製本中だったとか。開催者の方々が一般参加者の皆様に「待っててくれます?」と尋ねたところ、「ええよ」と快諾してくれたとか。小規模&オンリーイベントならではのええ話や(鼻をすする)。
 んで開始したところ、うわ凄え人の数! 漫画版ナウシカ大海嘯も真っ青の人の波! 唖然としている我々の前に出来る人の列! クイーンズブレイドってこんなに認知されてんのかなー、と思っていたら、さらに凄い勢いで減っていくコピー本! 大手さんの列の前だったのが幸いしたのか、一時間後には完売というもう何が凄いんだかわからないぐらい凄いことに。
 後で聞いたところによると、共同執筆者の飛鷹トヲルさん曰く、「手に取ってみて買わなかった人は殆どいなかった」という大変嬉しい話でしたヨ。皆様どうもありがとうございました。

 また、初めていわゆるスケブを頼まれるという体験をしました。己(おれ)のよーなボンクラ絵描きでいいのか、などと申し訳ないやら緊張するやらでも嬉しいやら、と何やらA感覚の目覚めのような微妙な気分で引き受けましたが、手の遅さが災いして描き終えたのがイベント開催時間の半分を消化した頃。他のサークルさんを見て回ったところ、当たり前だけど殆どの本は完売状態。会場で買った本は二冊、少なッ! いやでもこれはこれで楽しかっし、本当に嬉しかったけれど。それに二冊とも登場を危惧してたリスティ本だったのでノゥプロブレン(巻き舌)。

 私の描いた内容はアイリとリスティだったのですが、サークルカットにリスティがひとっつも出てなかったので、「もしかしたら己以外描いてる人いなかったらどうしよう…」とひそかに怯えていたんですけど、意外とそこかしこで見ました。メインに出ることはなくとも、結構描かれてはいたようで安心安心よかったよかった。とゆうか総じてリスティ絵は(己を除いて)レヴェルが高くて気まずい思いをした。あ、私の本の内容はこの記事の一番下にアップしてある絵のようなカンジでした。エロ注意ね。修正の必要無い絵ですけんど。
 アイリは登場した頃はそんなに気にしてなかったんですけど、意外と描きやすいキャラだった。クイーンズブレイドにメイドは、なじむ! 実に! なじむぞ!(コピー用紙にガリガリとアイリを描く) これは…アタイ好きになれるかもしれない!(キュピーン)
 リスティは…そろそろリスティ以外をメインに描かないとイカン喃とか思ってたら、イベント終了後には何かそんな思惑どっかにイッてしまいました。己嫉妬(-10CP)持ちだからなあ。次回もやるぞう。

 そういや、レイナメインの本をあまり見ないのは意外だったのですが、さらにイルマ嬢を見なかった…それこそ会場中で見なかった気がする…。う~むファンとしてどうかと思う発言だけど、リスティよりは人気あると思うのに何故だろう…これは薄幸好きの血が騒ぐ…ボチボチやってみよか。

 イベント終了前には、各サークルさんに描いてもらった色紙がプレゼントさせるという催しが。私も一枚描いて、自分の色紙が誰かに貰われるのを見守る、という真性Mには辛抱たまらん羞恥プレイを経験。本当にオレの色紙で良かったのかなあ(おい)。その後ジャンケン大会にて1対1のサシの勝負に二度までも持ち込みながら敗北するという勝負所の弱さを露呈する羽目に。まあ自分の色紙を自分で受け取るという事態は回避できたんで良かったとしておくべきでしょう。

 初めて本をオトすという失態にかなりダメージ受けてたけど、イベントを終えてかなり立ち直りました。スゲエ楽しかったです。リスティ本もめっけたし、開催者の方も参加者の方も大変イイ人ばかりであったし、飛鷹トヲルさんも相変わらず力強いお言葉を下さるナイスガイですし、皆様オイドンのような駄目人間には出来過ぎた人達だよ!
 本当にお疲れ様でした。楽しい一時をどうもありがとうございました!
 と、美しくシメたいところなんですが、オレ的に乳神様に認定しているいのうえたくや氏が参加されていたコピー本を入手し損ねたため、やはりこんな腐りきった社会は粉砕すべきだと宇宙の優良人種たるジオン公国民たる私は思うわけですよ。
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 次回もどうぞyrsk(よろしく)!

ひとやすみ(HP回復小)

 今の今まで生死の境を彷徨うような仕事状況で更新できませんでした…
 今日は小休止のつもりで。

 先日「ガンダムの角(アンテナ)は白か黄色か?」という記事を見ましたが、速攻で初代を連想して「そら白やろ」と思った私は少数派なのだろうか。
 と言うか実はガンダムの中でアンテナが白なのは初代、GPシリーズなどは兎も角微妙なラインナッペルばかりだとか…うーむ考えてみると全盛期に最も親しんだSDガンダムでさえもアンテナは殆ど黄色の成形色だった気がする喃。初めて見たガンダムのF91も黄色だったし…余談だけど今ならF92を映像化していいんじゃないかしら。クロスボーンでもいいけど。
 でもやっぱり俺にとってはガンダムのアンテナ=白だなあ、童話代わりに初代ガンダムの絵本渡されて幼少過ごした身としては(実話)。俺、あの絵本のせいで真っ先に覚えた機体がザクでもドムでもなくってビグザムになっちゃったんだよなあ。あと白青赤ってガンダムの色分けってドラえもんよね。
 まあ結局のところ「白でも黄色でも格好よければええやんか」という記事の御言葉に集約されるわけですが。そらそうですな。

 あ、あとこの記事のオチで笑った人は俺と同じ人種だ。

今日はちょっとマニアックな話(18歳以上推奨☆)

画像 毎月アーケードゲーム誌アルカディアを買ってるんですが、なんでアーケードゲーム誌にマジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)の記事が載ってるんだろう…すわついにMTGもアケディ(アーケードゲームの意)入りか!? などと鼻息荒くするもそんな気配は微塵もなく、ごく普通にカードの紹介をやってるだけ。
 はしっこにある「PR」の字から察するに、これも広告の一環なのかしら? そう考えると納得いくけど、それにしても2ページブチ抜き攻略記事の広告とは豪気やね。まあゲセ(ゲームセンターの意)から離れて久しい身としてはゲーム攻略よりも読み甲斐のある記事ですが。
 …アーケードゲームやってないのにアーケードゲーム誌買ってる俺の方が遥かに不自然か。いや、記事中の『猛者通信ドス龍』が面白いもので。ブログ中の変な単語は大体これが元ネタなので興味を持った方は見てみるっぺるり。
 話をMTGに戻すと、ふむふむほほむふ、流石に現代のカードはススんでおるのう、と感心することしきり。《溶岩の斧》を本体に叩き込んで鼻を鳴らしていた私がバカみたいじゃあないか(実際バカですが)、という新鮮にしてデァーイナミックなカードがガン首を並べておるわい。ん、これは新たな全体除去か? アレでも効果は《神の怒り》とかわんねえや。それにしてもこの色はどう見ても……

《滅び》:黒黒2、ソーサリー、全てのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。

 えー!?(画太郎先生調)
 ちょっとこれどゆこと!?
 いや確かに《神の怒り》の全体除去っぷりを横目に黒は「本来その役目は俺の色のはずなんだ」と思ってたに違いないけどさ! でも大量除去やリセットは白の領分とちゃうのん!?
 慌ててカードを見直すと、なんか下段にさらに気になるカードが……

《地壊し》:緑緑緑、クリーチャー-エレメンタル、トランプル、速攻、ターン終了時に生贄に捧げる。6/1

 えー!?
 これってどう見ても《ボール・ライトニング》ぢゃ!? 一体何故!? いやなんつうか、新しいとか意表を突いたとかを突き抜けて、緑らしくない。速攻の辺りが。
 緑ってゆったらアレでしょ、どすこい系クリーチャーにアーティファクト&エンチャント破壊を盛り込んだ気は優しくて力持ち、戦隊モノで言えばイエローなもっさりした試合展開じゃないの!?(緑への偏見) 速攻は血を吐いて倒れるまで走り続けるエリマキトカゲの情熱色、言うなればスーパーオイラ人的ゲーム展開の赤の領分とちゃうのん!?
 第8版になって《強迫》《対抗呪文》がオチたと聞いて「ついにMTGは死んだのか」と肩を落とし、そしてこの諦念……とまあロクにMTGもやっちゃいないぶんざいで大袈裟に落胆したものですが、それにしてもこの色破壊は…う~む環境に合わせて変化してきたのがMTGなのも事実ではあるけど…などと唸っていたら、「時のらせん」ブロックのひとつ、「次元の混乱」カードというオチ。
 なんだなんだそうかそうか……。
 考えてみりゃそりゃそうだよな。基本セットでここまで大胆な変革が起きてたら、世界各地のデュエリスト《沸騰》どころの騒ぎではない。
 ああ~納得。などとひとりごちつつボンヤリと第9版のカードリストを眺めていたら、

《惑乱の死霊》:黒黒1、クリーチャー ― スペクター、飛行、惑乱の死霊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚無作為に選んで捨てる。2/2

 えー!?

※今回はMTGを知らない人が置いてけぼりNE! つうかネタがわかる人は大体二十歳越えではあるまいか←18歳以上推奨の理由